Erahouseのむらの旅録ブログ

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Big Eddy Campgroundに帰ってきた

Ripogenus Lakeでイエローパーチを釣り上げることはできたものの、巨大なブルックトラウトはおろかトラウトすら釣り上げることができないままキャンプサイトまで戻ることにしました。

まだ明るかったのでキャンプグラウンドで川沿いの切り株に座って川を眺めました。

キャンプグラウンド横でフライフィッシングをする老人

優雅に流れる大河に浸りながら老人がフライフィッシングをしています。

アメリカではトラウトフィッシングといえばフライ。アメリカで釣りするためだけにフライフィッシングをやってみようかな、と初めてこの時ふと思いました。

日本特に僕が住む四国ではフライのキャスティングのテイクバックがとれるくらい広い大きな川が少ないからどうしてもルアー釣りになっちゃうんですが、それでもオイカワとか雑魚でもいいから少しフライ、もしくはテンカラ釣りもやってみようかな、とこの時ふと思いました。

 

テンカラ・・・和式フライフィッシングのこと。リール無し。竿と糸と毛鉤というそのシンプルな釣りのスタイルが日本的な美しさが魅力。特にシンプルであるべき、という考えを持つPatagoniaの創業者イヴォンシュイナードもその魅力に取り憑かれた一人で、テンカラに関する著書も出している。


シンプル・フライフィッシング: テンカラが教えるテクニック (Fly Rodders BOOKS)

 

この川を囲むようにBig Eddy Campgroundのキャンプサイトは設けられている

 

気持ちは決まってた

そして、切り株に座りながら明日以降の予定を考えていました。

考えていたと言うより、気持ちはもう決まっていました。

大きな切り株

予定では明日の夜にもう1泊ここに泊まる予定でしたが、自分の中では今夜ここで1泊した後、明日の早朝にBig Eddyを去り、南下することが心の中で決まっていました。本当は3泊しても足りないんじゃないかと思っていたのですが、実際来てみると2泊でここを後にするとは。

旅って来てみないとわからないし、予定不調和なのがいちばん楽しいけど、切り株に座りながら眺める釣り人たちの景色があまりにも良すぎて少し悲しくなります。

河岸には紅葉に染まりつつある木々が生い茂っていますし、隣ではハンモックに揺られている女の子がいます。ここに来て話した人といえば、事務所の女性と朝の80歳のお爺さんくらいだけど、思い入れがあるくらい好きな場所になっていました。また釣りができる時期にでも家族で来てみたいとも思っています。

ケータイは圏外ですが、事務所にはSpace X社の衛星通信サービスStarlinkが設置されているので、Wi-Fiが飛んでいるのですが、PWは「Heaven on Earth!」でした。まさにここは天国です。

 

決めたらすぐ動く

決めたらすぐ動く。

 

いつも朝に入るシャワーを早めに浴びる。

ウェーダーなどのフィッシングギアを洗って乾かす。

美味しいご飯をたくさん食べる。

早く寝る。

梅パスタ。美味かった

明日は早朝から南下するぞーー!

おやすみなさい。

 

つづく