Erahouseのむらの旅録ブログ

世界中で買付&釣りをしながら旅するために

アイスジグで一発逆転??

川で釣ろう

Ripogenus Lakeを後にし、これからどこに行こうかというところですが、メイン州の釣りのルールでルアー釣りをできる川や湖が少ないので、ひとまず川の下流(釣りができるエリア)に向かってみようと思います。

Penobscot Riverで釣りができるエリアへ

道の途中にルアー釣りができる小さい池があるので、そこにも寄ってみることにしましたが、浅すぎて釣りになりませんでした。ウェーダーを履いているので水に浸かりながら釣りをすることはできるのですが、なんせ池の底がヘドロなのでウェーディングすると埋まって抜けられなくて死ぬ。ここも減水の影響受けているんでしょうね〜 

 

 

じゃあ川まで行きますか〜

 

 

結局キャンプグラウンドまで来た道を戻るようにPenobscot Riverの下流まで車を走らせます。行きしに通った売店のあるABOL BRIDGE CAMPGROUNDの付近に車をとめ、河岸まで歩いていきます。

川まではこんな感じ

川までが意外と遠くて1キロくらいあったように思います。

下流に来たとはいえ、ケータイは圏外なので、方位磁針を使って川の方向に向かっているか確かめながら進んで行きました。

 

途中こんな車両も。

KUBOTAの車両が・・

川に到着。

到着すると、大きな岩が手前にあり、その奥には・・・

最高の景色

北米らしい大河です。上流の景観も素晴らしかったですが、少し下流に入るだけで川幅や水量が多くなり迫力がすごいです。

ただ、肝心の水の流れが・・

広いなあ

結構淀んでる感じでトラウトがいそうな感じではないんですよね。。

難しそうかな〜と思いながらも30分ほど竿を振り続けました。

 

やっぱりアタリはない・・・

 

魚釣りにとって川の流れってとても大事なんですよね。

まだ歩きながら移動できたリスれば良いんですが、水深が深いので移動しながらの釣りが難しく、30分で切り上げることにしました。

 

川でもダメか・・

 

やばい釣れない・・

車に戻る最中に考えていました。

「釣りの州メインであれば簡単に魚は釣れてくれるでしょ、」

「基本どの川にもある程度いい魚が生息してるんじゃないの?」

でも現実は

「正直甘く見積りすぎていた、、、」

メイン州の釣りのルールとも重なって、でっかいBrookは夢のまた夢という感じ。

 

まあ、それはそれとしてこういう時は美味しいものを食うのがいちばん。

これの出番だ。

いちばんうまいトムヤムクン

カップヌードルトムヤムクン味!

これはいちばんうまいと思う。これが出てくるまで、シーフード味が無難に1番好きだったんですが、これが出てからは1択ですね。うますぎる。

 

午後からの釣り

カップ麺を食べながら午後の釣りを考えました。

川はエントリーする場所が少ないため、湖に狙いを定めました。

このあたりの湖はどこでもBrookは生息しているので、とにかく湖で色々なアプローチをしてみよう。と考えました。

時間的にも2、3つの湖で釣りするのが限界だと思うので、まずはこのすぐ隣にある湖で釣りすることにしました。

 

山道を進むとやがて乗り捨てられたカヌーが置いてあり、湖で使われているのだろうなあという感じです。すぐに湖も見えてきました。

湖の近くにはカヌーが

湖の風景

いかにもな感じの湖。湖の周りは木が生い茂っていて、手前には石積が入っています。

石積をじーと見ていると小さいサンフィッシュが時折顔を覗かせています。

 

 

 

ここでもミノーやスプーンを使って表層から底までリトリーブ中心に探ってみましたが、アタリはありませんでした。時々サンフィッシュが追いかけてくるくらいで当たりもなく、ここも撃沈・・・・

 

ただ面白かったのが、釣果レポートのサーベイBOXが備え付けられていたことです。

Fishing Report用の投票箱が備え付けられていた

調査の目的は「この湖に生息する魚種などの把握」ということだと思います。ここで得られた情報がメイン州政府の湖の情報にも反映されるのかもしれません。

 

せっかくなので、本当は釣れてないけどサンフィッシュが釣れたよ、と投票しておきました笑

釣れて無いのに

 

さて、次はどうしようか迷いましたが、もう行ける湖も多くなく、結局朝イチに行ったRipogenus Lakeへ再度行くことにしました。

 

 

到着。

ダムの放出口付近で

朝イチの時はダムの上流付近で石積の上から釣りをしていましたが、今度は最下流、川への放出口付近で釣りすることにしました。

放出口が近いので、ここは湖の中でもかなり水深が深いエリアになります。こういう時はアイスジグ1択!!

学生の頃、自転車旅でアイスジグで釣りしてた時の写真

 

アイスジグは日本ではそこまで人気ではないですが、逆にアメリカやカナダではポピュラーで実践的なジグで、本来名前の通りアイスフィッシング(氷に穴を開けてトラウトやパイクをルアーで釣る釣り方)で用いられるルアーです。足元に落としてちょんちょんと竿先でアクションをつけると8の字に勝手にアクションしてくれるんですよね。個人的には海で五目釣りとかする時にはこれだけあればゲームが成立すると思っています。北欧生まれの安価だけど魅力的なルアーです。

ラパラ(Rapala) ジギングラップ 3cm 6g JGR3#JGFR ジャパニーズクロームゴールドフローレセントレッド

 

アイスジグは投げてもいいですが、基本はやっぱり足元。

とにかくここは水深が深いので、ルアーがギリ見えなくなるくらいまで落としてアクションすると・・・

 

 

ガッ!!

 

 

でかい当たりが!

合わせて巻き上げてくると・・

 

 

直前でボトン。

 

 

30CMはあろうか巨大なFall Fishでした。落ちてしまったのでよく見えませんでしたが、顎がオレンジ色に染まっていました。

一瞬でかいBrook??アイスジグで一発逆転か?

と想像してしまいましたが、Fall Fishでしたね。

でも、魚がかかるだけで心拍数は上がっていきますね!!

 

 

その後もアイスジグを頼りに足元の水深を表層から底まで探るようにアクションで誘い続けます。こんな便利で特異なルアーはそうそうない。

 

ちょこちょこアタリがあるのですが、なかなか乗らず・・・

おそらく小物なんだろうな、と思いつつも丁寧に誘っていくと・・・

 

コツッ・・

 

グッと合わせて巻き上げると・・

2魚種目:Yellow Perch

イエローパーチでした!

北米ではよく釣れる魚ですが、日本には居ない魚なのでアメリカで釣りしてるな!っていう気持ちにさせてくれます。

 

その後もイエローパーチのアタリやFall Fishのバイトもありましたが、付近一帯を探り切ってしまい時間もいい感じでタイムアップ。

 

 

キャンプグラウンドまで戻ることにします。

 

 

やっぱなかなかきびいなーーーー!!泣

 

 


ラパラ(Rapala) ジギングラップ 3cm 6g JGR3#JGFR ジャパニーズクロームゴールドフローレセントレッド

 

つづく