Erahouseのむらの旅録ブログ

世界中で買付&釣りをしながら旅するために

変わり続けるエルエルビーン本社

エルエルビーン本社を訪れた

 

ドライブにも少し慣れつつフリーポートまでやってきました。

ここはエルエルビーンの本社がある街です。

自分にとってここは人生2回目。以前メインを訪れた時にも立ち寄った場所です。

その時の様子は→https://erahouse.net/entry/2023/11/18/202500

 

2回目なので、最初ほどではないですが、

やっぱり巨大で、ワクワクしますね!

 

早速到着したら見覚えのない建物が。

新設されていた CAMP STORE

どうやら、本館はリニューアル工事中とのことで、

商品の多くをこのCAMP STOREに移動してるみたいです。

中に入ってみます。

CAMP STOREの内観

基本的に衣料品ベースの品揃えで、

何となく秋を感じさせる展示です🍂

 

やっぱりビーントートが買い物カゴ代わり

前回と同様に買い物カゴはビーントートが用意されています。

L .L.Bean Shoppah と刺繍で入っていますね。

 

さあ、別のStoreに移動してみましょう。

いちばん有名なHunting&Fishing Storeに入ってみたいと思います。

流石の貫禄

ここはやっぱりいちばん貫禄がありますね!

至る所に剥製が飾られており、内装もOLDな感じでとてもかっこいいです。

エルエルビーンのルーツですからね。ハンティングは。

看板ひとつとっても可愛い

レプリカの魚体が並びます

エルエルビーンのロッド

日本には入ってきていないようなビーンのロッド。

毎回買い付けるか少し悩むけどやめるやつ笑

セレクトも日本のエルエルビーンからは考えづらいと思いますが、

ラパラやヨーズリなどのルアー、FishpondやSIMMSなどのウェーダー、

タイイングされたフライまで置いてあります。

ここにくればフィッシングギアもある程度揃えられちゃいます🎣

 

SITKAのTechフリース

ハンティングブースも見応えあります。

GUN自体の品揃えもすごいですが、

SITKAなどハンティングウェアのセレクトもあります。

こんなTech感強いジャケットも見つけました。

SITKAは高いけどかっこいいんですよね。

NIKE顔負けの一枚です

 

Fishing Licenseの取得

そして、今回もメイン州では釣りをしたいと思います!

木々と同じように婚姻色で腹を真っ赤にしたでっかいブルックトラウトが釣りたいんですよね。

 

前回メインで釣ったブルックも十分なサイズだったけどこれ以上のサカナを釣りたい

 

日本での釣りといえば基本的に無料(都会の人の感覚はわかりませんが)だと思いますが、

アメリカで釣りをする時にはフィシングライセンスというものが最低限必要となり、

そこからさらに州やエリア、川や季節ごとに定められたルールのもと釣りを行う必要があります。

ライセンスはオンラインで取得することもできるのですが、

せっかくエルエルビーンに行くのだからここで取得してみたい!

と思い、ここで取得してみました。

けど、なんか自分で自分の情報をiPadに入力していくだけ(オンラインで自分でやるのと一緒笑)

で、あんまり現地感はなかったです笑

今まではレジの人が自分の身長や目の色などを入力してライセンス証を作ってくれたり、

バスプロショップスとかだとライセンスを入れるかっこいいケースまでつけてくれたりしたので、つい期待してしましました。

 

身長や目の色などを入力していきます。

Fishing Licenseの取得

すでに9月中ばという時期感もあり、3日間のみのライセンスを取得しました。

メイン州では10月以降の川での釣りはNG)

 

 

エルエルビーン本社が変わってた。。。

さて、ライセンスも取得できたので、もう少し敷地内をフラフラしてみたいと思います。

看板に掲載があった敷地内図を見てみると、

本館含む大部分が工事中ということで、CAMP STOREができていたようです。

これからさらに拡張されるということで、店員さんに聞くと来年には完成すると言っていました。(また次来る理由になるな〜笑)

 

敷地内図

↑ 店もあるけど、それ以外のエリアも見てみると

駐車場にもFoxとかCoyoteとか動物の名前でつけられていたり、

Discovery Areaでは犬や子供が仲良く輪投げとかして遊んでいました。

買い物だけではなく、ワンストップ型の体験施設ですよね。

 

工事中ということで改めてビーンの歴史が簡単に説明されていました。

元々ハンティングシューズから始まったんですよね。

100年以上経った今でも原型をほぼほぼ留めているのがすごいです。

個人的にビーンブーツはブーツの中で一番好きです。

ブーツというよりも足袋に近いと思っています。

足裏の感覚がより素足に近いのが好きな理由です。

もちろん野暮ったくてブサイクな見た目も最高です。

1950年代から24時間365日の営業をスタートさせ他と記載がありますが、

「Tell the world ”We've thrown away the keys"」

というユーモアのある宣言が何ともアメリカらしいですね笑


改めて、歴史を見てみるとビーンは変わり続けてきたんだなということです。

それは今後も変わらないんだろうな、ということなんですが、

変わってしまったことでひとつ残念だなと思うことがあって、

それは24時間営業を辞めてしまったということなんですね。

自分もここに来て初めて知ったのですが、現在は7:00-22:00での営業スタイルに変わっているとのことです。

元々フリーポートのエルエルビーンは地元のハンターたちのために24時間365日での営業スタイルで100年近くやってきたわけですが、その歴史にピリオドをつけたみたいです。

コロナ禍の時にやむをえず24時間営業スタイルを一時やめていたとは聞いていますが、

売り上げや営業コストの折り合いで平時の営業時間も変えたのかもしれませんね。

んーー。やっぱりなかなか大変ですもんね。時代ですよねこれが。

時代に争い続けて会社が倒産してしまっては元も子もないですから、

こういう経営判断は仕方がないと思います。

ただ、この営業スタイルというのはエルエルビーンのルーツを感じさせる核というかある種のアイデンティティでもあったと思うので残念だなーということですね。

まあでも、環境に適応できない生き物が地球で絶滅してきたように、

時代に適応できない会社は潰れますから。そんなこと言ってられないですわな。

Bike Store

何はともあれ、またエルエルビーン本社にこれてよかったです!

そして来年以降にまたリニューアルしたフリーポートのエルエルビーンに戻ってきたいと思います!

 

 

次につづく