USEDキャップの立ち位置が変わってきた
こんばんは。ERAHOUSEの野村です。
今日はいつもの旅録と違って、珍しくキャップとか古着について書いてみたいと思います。
ここ数年間USEDのキャップを扱ってきて、
いろんなパターンのキャップを見てきました。
主にアメリカの90年代頃〜のものですが、
企業モノ、地域のお土産モノ、ギア要素の高い機能的なモノ・・・
いずれにしても、デザインや古いキャップが醸し出す雰囲気というのは
古着のその他のジャンルにはない魅力があると思っています。
その魅力に気づくLOVERの方も多く、
最近ではほとんどの古着屋さんで僕が好きななんてことないUSEDキャップが見られるようになってきました。
ERAHOUSEを始めた頃には古着屋にたくさんのUSEDのキャップが置いてある、なんてことは
ほとんどありませんでした。
あってもヴィンテージのラルフローレンとかめちゃくちゃいいやつですよね。
コレクティブな要素とは別のあくまでも「古着」としてのUSEDキャップというのは
ここ数年で大きく立ち位置を変えたと思っています。
打率が高いのがワイン関連のUSEDキャップ
さて、そんな背景もあり、いろんな人がキャップに目をつけています。
USEDのキャップをサンプルにニュープロダクトを作る古着屋の人や、
新品で大手からリリースされるキャップもシルエットや柄がどこか意識しているようなデザインのものもよく見かけるようになりました。
それでもまだまだ掘りがいがあるのがこのジャンルだと思っています。
例えば最近打率高いな〜と思うのは
ワイン関連のキャップ。
例えば
ワイナリーのキャップ
Vineyard(ぶどう農園)のキャップ
ワイン創業者のキャップ
などなど。
特に西海岸(カリフォルニアとかオレゴンとか)の地域のワイン関連のものが
結構出てくるんですよね。
でこれが結構打率高いことに最近気づいた。

色のトーンが合っていてフロントから見ただけでもシルエットが良いのがわかります。

アダムスのキャップは色の入り方や刺繍のクオリティもピカイチで特に好きなボディです。
こちらの銘柄日本でも売ってまっせ〜👇
https://www.shiawasewine-c.com/?pid=87807444
あと抜群に良かったやつで言えばこれ

オレゴン州Salem(セーラム) 市 の北西に位置するぶどう園Witness Tree Vineyardのキャップです。
シルエットや色味の良さも写真ですぐわかると思いますが、
何だか木の細かい刺繍がたまんないですね。
もちろん実在するVineyard(ぶどう園)というのが前提で
これが架空の「ぶどう園のキャップ」みたいな打ち出され方をセレクトショップとかにされると一気に萎えるんですよね。あーファッションの人なんですね。ってなってしまう。

そうじゃなくて、あくまでも実在する狙ってないことが大事。それが心をくすぐる条件。
とりあえず最高。
HPもイケてる👇
https://www.witnesstreevineyard.com/
日本でも買えるみたいだけど、一部のインポートショップだけみたい
こんなイケてるキャップ作るなら味も気になります。
キャップ眺めながらその銘柄飲んでみるのとか最高です。
直近で入荷したのはこれ👇


スエードのグッドシェイプなブリムとワイナリーらしい色味がポイントです。
サイズ:頭周り60cmくらいの方へ 被り: やや深め コンディション:良好
チャイナ製なんだけど、スエードブリムで形や被りの感じもめちゃよい。
もちろん色味もグッド。

