Erahouseのむらの旅録ブログ

世界中で買付&釣りをしながら旅するために

Big Eddyでの2日目 〜アメリカの釣りのルールを破ろうとした〜

まずは風呂とコーヒー

僕はふだん決して朝風呂派ではないんですが、

今回の旅では、日中で疲れ果ててしまってモーテルに到着してからは風呂に入ることなく寝てしまう、という日々が続いていたので、自然と朝風呂が癖になっています。

ということで、まずは風呂。

シャワールームが完備されている

3泊するのでシャワールームがあるのは必須です。

さっそく中に入ると左右の二手に分かれていました。どちらも扉が閉まっていたので、使っているのかな?と思いつつ、そっと左の扉を開けてみると、、、

 

はだけた姿で靴下を履く50代くらい?の女性が!

 

 

急いで謝りつつ扉を閉めました。

やばいことをしてしまいましたね。

 

次に右の扉をノックしてから反応がないのをみて中に入りました。そこには誰もおらず、鍵をかけて扉を閉めて、無事シャワーを浴びることができました。(カギあるんかい・・・)

温度調整が難しくて熱すぎるお湯で火傷しかけましたが、まあお湯が出ないより全然マシですよね。

 

朝のコーヒー

そして、朝のコーヒーも。

日本からスタバのAutumn Blendの豆を持ってきていたので、美味しく淹れることができました。 

スターバックス コーヒー ハウス ブレンド 250g,豆,レギュラーコーヒー,ミディアム ロースト

 

やっぱり自分にとってキャンプは「手段」という考えなので、荷物はなるべく少なくシンプルに、ということもあり、鍋などは持ってこずに、シェラカップのみを持ってきています。

シェラカップ

スノーピーク(snow peak) マグ・シェラカップ 310ml E-103

ただ、このシェラカップ、熱湯を少しずつ垂らすことができないんですよね。そう、つまりコーヒーのハンドドリップができないということです。ドリップするためだけにグネグネしたかさばるドリップポットを持ってくるのは絶対違うと思って調べていたところ、こんなのがあるみたいで、今回かなり活躍してくれました⇩


NANTO スキッター コーヒードリップ用注ぎ口 (チタン)

このスキッターをシェラカップに装着することで、熱湯をたらたら垂らすことができるんですよね。正直価格は高くね?と思いますが、「荷物を減らしたとしても、朝はドリップコーヒーが飲みたい!」という願望を叶えてくれるアイテムということを考えればとても良い商品だと思います。

 

トウブハイイロリス?

コーヒーを飲んでいるとガサゴソと時折音がするのでみてみるとリスがいました。

多分NYとか都会にもたくさんいるのと同じ種類のトウブハイイロリスだと思います。結構気象荒めなんですよね〜。この種類とは別に小さい日本のシマリスに似たリスもいましたね。

 

メイン州の釣りのルールを破るか迷った

今日もというか今日は釣りだけをするのですが、朝の最高な気分のままゆっくりしたかったので、事務所の中に入ってみることにしました。

事務所と書きましたが、そう書きたく無いくらい良い雰囲気のキャビンです。ここにいるだけで落ち着く。

最高の雰囲気の事務所

事務所にはたくさんの釣りやメインに関する本が置いてあります。

メイン州政府発行の本

メイン州政府が発行している本にはトラウト以外の魚もたくさん掲載されていたのですが、日本の魚ととても似た魚が多いな〜と思います。

こういうのをみると、元々大陸は繋がっていて同じ種だったけど、大陸が分かれて分断された後、何百年何千年もかけて別種になっていったのかなあ? というロマンを感じられずにはいられ無いんですよね。ブルックトラウトだって日本のイワナに似ていますし、この中央上部の魚なんか、カワムツやウグイにそっくりじゃ無いですか。別々の大陸でそれぞれ自然選択した結果がたまたまここまで似るとは思えないんですよね。絶対元々同種やったやろ、みたいな。もちろん中にはノーザンパイクみたいに日本には似た種がいない魚もいますけどね。

 

そして手に取ってしまうのはやっぱりトラウトの本ですよね。まさに『TROUT』という本を手に取って中身をペラペラとめくってみるとBrookのイラストがありました。

なんて綺麗なBrook

イラストだから綺麗に誇張されている、というのではなく、本当にこのくらい綺麗なBrookがいるはずなんですよね。インスタグラムとかでは死ぬほどみてきたけど、生で自分が釣ったBrookを見てみたい。

絶対釣ってやりたい!と思ってこんなところまできたわけですが、いまそれは無理なんじゃないか、と不安になっています。

 

なぜかというと、、、、理由は昨日の晩に遡ります。

実はBig Eddyへのチェックイン時に、受付の女性の方から釣りに関するルールを聞いたんですよね。そしたらなんとこの時期、キャンプサイトのそばを流れるPenobscot Riverや周囲の湖の多くは「FFO(Fly Fishing Only)」つまり、 フライフィッシング以外の釣りが出来ない ということを初めて聞かされたんですよね😱これを聞いた時に本当にショックでした。。。この旅の目的の一つ 「巨大なブルックトラウトを釣る」 という目標はかなり遠のいたと思ってしまいました。(この川に期待してキャンプ場も押さえていたため。)

 

そして心のどこかではルールを犯して川でBrookを釣りに行くか?と考えたりもしていました。だってたくさんのお金と時間をかけてここまでやってきたのですから。ルールを破ったところで多分バレないし。

でも一方でそれをしてしまうと今は良くてもこの先ずっと後味の悪い思いをしていくことも確信していました。小学生の時に破ったルールのこととか、セコしたこと、ついた小さな嘘とかって今でもよく覚えているものです。その時はすごく気持ちが良いんですよね、でも悪いことをした時ってそれ以降の人生で肩にのしかかるように忘れられないんですよね。

それにメイン州というアメリカで最も豊かな自然(作られた緑や生物環境ではなく、ほんとう意味でののプリミティブな自然のことです)に憧れてこの地を訪れた僕が、その自然を保全するために制定されたルールを犯してしまうということは、自分自身に対する裏切りにもなるから絶対ダメだと思い、ルールを守って釣りをすることを心に決めました。

 

もうこうなれば、切り替えて釣りに出かけます。このエリア全域で釣りができなくなったわけではないので、川の一部やルアーフィッシングが解禁されている湖を見つけてやっていこうと思います!

 

つづく

 

 

 

(おまけ)今回持ってきた固形燃料とストーブはこれ⇩


エスビット(Esbit) アウトドア キャンプ ポケットストーブ ミディアム WS (固形燃料27g×2個付き) ES00222700

この価格でドイツ製でしっかりしているというのはすごい。(スキッターと同じ価格帯なのヤバいだろ・・・)

Big Eddy での1日目

久しぶりの野宿

明るいうちに到着できてよかった。

実はキャンプをするのはかなり久しぶり。最後にキャンプをしたのは大学1年生の頃の自転車旅ぶりなので、もう7,8年前になります。

僕はj特別キャンプが好きということではなく、自分にとってのキャンプはあくまで旅や自然を楽しむための「手段」であって、キャンプ自体が「目的」になっているコロナ禍以降のラグジュアリーでオシャレなキャンプブームの風潮は全く理解できないまま数年を過ごしていました。それでも今こうやってテントを張ろうとしていて、テントの中で過ごす時間を想像しただけでワクワクと少しの不安が混じり合って、なんだか懐かしい気持ちです🏕️

 

Big Eddy Campgroundのサイト図

Big Eddyではキャンプサイトと、キャビン(下の写真のような)が合わせて40ブースくらい設けられており、Penobscot Riverの両サイドを囲むようにブース設けられており、どこのブースにいても川のせせらぎが聞こえてきます。

 

まさに天国です。日本でもこんなロケーションなら最高なのに、ここがメイン州の北部で通信圏外という非日常なのがたまらない。ここにいるうちになるべくこの地に溶け込みたい。と思った。

 

隣のキャビンはこんな感じ。

 

自分のサイトは22。

自分も隣のキャビンみたいにCompass(車)をサイト前につけて、テントの設営をしてみました。

なんとか設営できた

mont-bellのムーンライトテントなので、久しぶりでしたが設営はカンタンでした。

1人用か2人用か迷いましたが、学生時代にmont-bellでバイトしていた友達に相談すると2人用がいいよってことだったので、2人用にして、実際正解でした。

Mont-bell(モンベル) ムーンライトテント2 タン(LTN) 2人用テント 1122763LTN

 

 

テントからは川が見える

久しぶりのキャンプですが、やっぱりテントの中っていいですよね。

サイト22は特に川がとても近くて最高です。

 

 

夜は特別な時間

暗くなってきた

だんだん当たりが暗くなっていき、テント内のランタンを灯すとぼんやり光るテントがとても愛らしいです。

 

お腹も減ってきたので、日本から持ってきた即席料理を作るためにお湯を沸かします。

この辺りにはもちろん売店などもないので、ご飯も泊数分持ってきています。

釣ったサーモンも塩焼きで

そしてさっき釣ったアトランティックサーモンも塩焼きでいただきます。

前日に雨が降っていたのか、自分の焼き方がよくなかったのか、火がなかなか強くならず時間がかかりましたが、いい感じに焼けています。

当然めちゃくちゃ美味しいです!味わいながらすぐ食べてしましました。

 

そしてこの頃にはあたりは真っ暗になっていました。なんだか不思議な気分になっていました。何が不思議かというと、いまアメリカにいるはずなのに、それを忘れてしまうような気分になるんですよね。あたりは真っ暗だし、人もいないし、ケータイも繋がらないのでまるで日本のどこかでキャンプしているかのような錯覚に陥ります。

事前にDLしておいたノアカーンのアルバムを流しながら心地よく、少しひんやり肌寒い外で過ごしている時間が特別な時間でした。焚き火と即席リゾットで体があったまったところでテントの中に入って眠ることにしました。

 

川の音を聞きながら、そばで小さくかけている音楽を聴きながら、気持ちよくなっていると、いつの間にか朝になっていました。

 

 

つづく


Stick Season (We'll All Be Here Forever) [Explicit]

Big Eddy Campgroundに到着

Big Eddyを目指して

目の前に見えるのはおそらくKatahdin山で間違いなさそうです。

GPSは掴んでいるのでかろうじて現在位置は把握できるのですが、完全に電波圏外となってしましました。。。

JeepのCar Playでも地図が表示できなくなってしましました。↑

 

それでもキャンプグランドはまだまだ先なので、奥へと進んでいきます。

 

この辺りは湖が点在しているので、ちょくちょく竿を出してみますが、小魚が群れているだけで、トラウトなどの姿はありません。エルエルビーンで購入したメイン州の湖の情報をまとめたMapの記載からブラックバスもこの辺りには生息していないみたいです。

 

 

こんなところに売店

道路は相変わらず未舗装で、道路脇には松やモミの木が生い茂っています。

 

どんどん道を進んでいく、車が数台止まっており、人気を感じる・・・

売店だ。

キャビンタイプで中に入ってみると・・

撮影禁止との表示があったのですが、食材やバグネットなどのキャンプ用品が少し置いてありました。それにステッカーなんかも置いてあってこの辺りの拠点の一つになってる感じでしたね。

 

すぐそばにはABOLBRIDGE CAMPGROUNDというキャンプ場がありました。

写真を撮っていると女の子が寄ってきて

「写真を撮って!」

というので、このサインと一緒に撮影してあげました。

「写真を撮ってあげようか?」

といってくれたので、嬉しかったですが、自分が泊まるわけでもないしなあと思い、

「大丈夫だよ」

と答えました。

帰国してみると他撮りの自分の写真が一枚もないので、ちょっと撮って貰えばよかったかなとも思っています笑

 

Penobscot Riverでの釣り

さらに進んでいくと目の前にはABOL BRIDGEという橋があり、その下には・・・

さっきKatahdin Rest Areaから見下ろしていたPenobscot Riverが流れています!!

結構上流にも関わらずやっぱり川幅があって迫力もすごいです。

何より川の流れがいい。。。この辺りで川に浸かりながら釣りをしてみようか。

 

川に降りてみるとさらにすごい雰囲気。

川幅こそとても広いけど、水深は意外と遠浅で釣りしやすい。

 

 

流れに対して垂直になるようにキャストし、適度にスプーンをリトリーブしていると、

ちょうど浅瀬に差し掛かったところで・・・

 

グッ!

 

とアタリが。

続けて同じようなトレースで上流にかけて釣り上がっていくと、

やっぱり同じように浅瀬に差し掛かるブレイクラインで

 

グッ!

 

次は乗りました。

流れに乗るのでなかなか強い引きでしたが、

釣れたのは可愛いランドロックサーモン。

ランドロックサーモン:本来海まで降海するアトランティックサーモンの陸封型個体。実際のところ降海するのかもしれないが、この地域では皆ランドロックサーモンと読んでいる。

 

ランドロックサーモンも前回メインをおとづれた時も釣れたのですが、やはり可愛らしい魚です。日本で「サーモン」として売られているのはこのアトランティックサーモンであることが多いので非常に美味しい魚でもあります。

 

陽が落ちる前に釣り上がります。

ブルックが欲しいところだけど、どうだろうか。

 

キャストを繰り返していくと流心でバイトすることもあるけど、大体中洲に差し掛かる直前くらいで食ってくる。パターンを掴むことができました。

 

2、3匹と同じようなサイズがポツポツと釣れ続きます。

1匹はえらを切って出血してしまったので、持ち帰って食べようと思います。

 

一度だけ40cmくらいの魚がバイトしてきたのですが、弾いてバラしてしましました。。

あれは惜しかった・・。黄色のテールが見えたので、ブルックやフォールフィッシュではなく、アトランティックサーモンだと思います。

 

今日はもう時間だーーーーーー。

 

Big Eddy Campgroundに到着!!

釣りが充実していたので、少しスピードを上げつつ気分よく車を走らせキャンプ場まで到着することができました!

 

これからここでの3泊4日の野宿生活が始まります🏕️

 

 

つづく

 

 

 

 


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Baxter State Parkの麓を目指して

今日の予定はキャンプサイトに向かうこと

今日はメインの州立公園”Baxter State Park”付近へと一気に車を走らせます!

これから数日間はBig Eddy CampgroundというBaxterの麓にあるキャンプサイトで3泊4日の野宿生活を行います。

 

フリーウェイ沿いの木々もだいぶ色付いてきたなあ。

 

 

 

メイン州の紅葉のピーク度を示す MaineFoliage(@mainefoliage)での情報によると

今日時点で今から向かう”6”エリアは紅葉が50−70%とのことで急に色付いてきました🍁

 

 

 

Katahdinという表記につられて・・・

キャンプグラウンドまでに経過する街としてミリノキットという街を目指していたのですが、工事中でフリーウェイの表記が理解できず、思わずgo thru...

メイン州の北部のフリーウェイは車も少ないし、速度制限も緩かったりと運転しやすいのですが、目指した出口を通り過ぎると次の出口は 30km先・・・ みたいな感じだったりします。

30キロ先か・・・と思いつつも、逆にそこで釣りしてもよくね?ということで次のEXITを目指します!

 

途中Katahdin rest area?みたいな表記があり、少し急いでいたけど、「katahdin」という表記がどうしても気になってしまい、せっかくと思って寄ってみました。

※Katahdinとはメイン州を代表する山でエルエルビーンのロゴにもなっているアレです。カタディンロゴとかって言ったりします。

 

Rest Areaに実際に車をつけて降りてみると・・・

晴天とかだったらKatahdin山がくっきり見える場所みたいなんですが、今日は曇りで普通に良い景色って感じでした。他に入ってくる車もいましたが、あまりKatahdin山が見えないためか、車から降りずにそのまま通り過ぎる人もいましたね。

自分もどちらかというと今日の感じだと山ではなくて手前に流れる大河が気になりました。アメリカの大河って本当にでかいんですよね。日本の一級河川とかの何十倍もの水量があると思います。流れも本当は早いんだろうけど、水量が安定しているのか、紅葉樹が溶け出した黒っぽい色のせいか、あまり流れていないように見える。スケールが違くて少し怖いという感情すら湧いてくる。

 

 

せっかくなら次のEXIT付近で釣りしよう

朝モーテルでもらった朝ごはんの茹で卵を食べたりして少し休んだところで次のEXITまで走らせます。次のEXIT付近にあるSalmon Riverという川で釣りをすることにしました!

 

数十分車を走らせEXITを抜け未舗装路で川を目指します。いかにもクマだとか鹿が出てきそうな雰囲気でここも少し怖いです。車のタイヤ跡が残っているのが心の支えです。(人が入っていることでクマと遭遇しないとは限らないのだが・・・)

到着!ってあれ?水量が・・・

地図上ではちょうど良いくらいの水量があると見えていたのですが、実際に来てみると流れが完全に止まっちゃっていますね。

ただ下を覗くと・・・

小さいパイクとトラウトの仲間?が!!さっそくミノーを投げてみます。

・_

掛かるも掛かるもすぐバレる笑

パイクの赤ちゃんがたくさんバイトしてきます。多分手のひらサイズくらいの本当に可愛いやつです。パイクって本当になかなか針に掛からないんですよね。

最初の10分くらいはバイトが続いたのですが、赤ちゃんといえどスレてしまい、上流へ釣り上がれば釣れるだろうとは思いますが、サイズは期待できなさそうなので、移動することにしました。なんといっても今回は巨大なブルックトラウトを狙いにきていますからね!

 

ミリノキットを目指す

たくさん落ちてる松ぼっくり。日本のよりも細長くて、松ヤニが実にもついています。

ヤニを少し手につけにおいを嗅いでみると、、、

すんごいいいにおい!新築のログハウスに入ったかのような針葉樹の匂いです。リラックスできるので、1個車に乗せておき、ミリノキットを目指し南下します。

 

ミリノキットに到着!

ちょうど川が流れていたので、ここでもつい橋の下で竿を出してみると・・・

足元に45cmくらいあるだろうスモールマウスが数匹泳いでいます。

ルアーにも反応するけど、ややスレてる感じ。なぜか渓流用のミノーを底でピクピクさせていると一度だけバイトしましたが、掛かりませんでした。

その後もジャークやトゥイッチではなかなか反応しませんでしたが、そんな時、目の前ですごいスピードでルアーにアタックしてくる魚が!!

 

あいつだ

パンプキンシード。腹がオレンジに染まっていて美しい魚です。ブルーギルに似ていますが、引きが強くてブルーギルよりもかなり獰猛な性格をしています。それに体の厚みもすごいんですよね。(※パンプキンシードだと思っていたのですが、改めて調べてみるとRedbreast Sunfishという種類だったみたいです!)

アメリカで釣りをするときにはいつでも釣れてくれる「アメリカの親友」みたいな存在です。2年ぶりにありがとう!!

 

Big Eddy Campgroundまでの道のり

ここでの釣りもそこそこにキャンプサイトを目指します。

 

おっと。YARD SALEのサインが。キャンプサイトを目指しているのに、釣りにヤードセールに、田舎なのにやることたくさんです!

ただこのサインだとどこでやってるのかわからない笑 ヤードセール、ほんと田舎でもやってるんだよね。

 

BigEddyまでの道のりはこんな感じ。

未舗装の道路が数十キロも続きます。

 

実は日本を出発する数日前に自分の車がパンクしたという経験をしていたので、トラウマ的にパンクを恐れてゆっくり走ります笑 なのに爆速で車がそばを走ってくので砂埃で視界がすごいことに笑

また、時折木材を積んだ巨大なトラックとかが走っていくので、そういう時は道をあけてあげます。

 

さらに進んでいくと・・

おっ!!

Katahdin山か???

 

間近でみるとすごい迫力だ。山道から見上げる山って構図含めてめちゃくちゃカッコいいな。

 

さらに進んでいくと・・

なんだこれは。酸性雨か何かで枯れてしまったのか。

少し哀愁漂ってますが、美しいです。

 

 

ここは湖周辺の山模様。

どうやら今メイン州は減水傾向で、この湖も元々木が生えているラインまで水があったんじゃないかなあ。って感じの湿地帯でした。



どんどん道を進んでいきます。キャンプサイトまでの道のりが長いね。

そろそろスマホが圏外に・・・・・・





つづく

 

EVEクイックが大活躍 〜日本から薬持ってきてよかった〜

体調が。。。

Hallowellでの一晩を経て朝がやってきました。

何だか、めちゃくちゃ


寒気がする・・・

宿が夏と冬以外は暖房(クーラー)が使えないように設定されていて、そのせいで体が冷え切っていたのかな?

ベッドから見えるVOLVO(換気扇のところから寒い外気が入ってくる・・・)

と思いつつも、あまりに寒く”悪寒”というべき感じになってきたので、家族に連絡してみると、家族も熱を出しているらしく・・・

 

「確実に病気やん・・」

その日のインスタの自分のストーリー

 

いやあ、アメリカに来てまで病気になるというのは想像はしていましたが、現実になるとは。

とりあえず宿から荷物を車まで運び出し、ふらふらになりながら最寄りのGoodwill(そんな状態でもスリフトに行ってしまう自分にも驚きましたが・・)

車内からのこの眺め。。気分の悪さを思い出します。

 

開店まで時間があったので、日本から持ってきたEVE Quick(頭痛薬)を飲みました。

30分くらいすると薬が効いていたのか、暖房で体を温めていたからか、だんだん悪寒が落ち着いてきて楽になってきました。

そんなこんなで開店時間・・

 

Goodwillの店内

 

この店舗でもそれなりに時間をかけつつ色々と見つけられました。

内容は入荷をお待ちください・・・・

 

 

どんどん北上していきます。

まだまだ紅葉してないなー

 

北へ北へ

 

Goodwillは店舗ごとに面構えや品揃えが異なるのが面白い。

 

 

 

こんなの滅多にない

大物ゲット。まとめて同じサイズが見つかったので、同じ人が寄付したんでしょうね。

読んでいる方の中にはもしかしたらERAHOUSEは アメリカでさぞいいものを仕入れているのでは? と思っている人もいるかもしれませんが、こんな出会いは旅での中でも1回ぐらいです。特に、この辺りでわかってきたのですが、メインのスリフトにはそこまで旨味はない!ってこと。やっぱりNYやサンフランシスコなど、人が多くて比較的都会の方が良い服は集まりますよね。

アメリカの仕入れって普通に難しいというか旅費とか考えると基本赤字ですよね!でも全然問題ありません。楽しいもん🇺🇸

 

自転車とかそういえばあんま見ないな

ナイキとエルエルビーンのダブルネーム👞

 

 

 

道中のYARDSALEも楽しみの一つです。

別にそこまで狙ってくまなく探しているわけではないのに、そこそこ目に付くヤードセール。

アメリカの文化と言えると思います。

YARDSALE

残念ながらここはガラクタだけだった。けどSIGNかわいいなーーー。

 

 

 

だんだん色付いてきた・・・?

 

 

 

アンティークモールにもいきます。

めっちゃ広いので、行ってみると楽しいですが、大概日本よりも全然高い笑

アンティークモール

Brook Troutの剥製

ヘラジカのツノ

この辺りは自分用にぜひ持ち帰りたいですが、検疫とかで引っかかりそう。

 

 

 

今日もやりきった

梱包

 

今日もやりきりやした。

早め早めにダンボールとかは買っておく。U-HAULのは安いが、その分ぐにゃぐにゃだから次はもっとしっかりしたやつ買おうかな?どこのがいいんだろう。

気づけばこんな時間

1日が早いんだよね!!

さっき朝早起きしたのに気づけば夕方よ🌇

 

 

 

今日はPizza

今日はピザっす。

地元の人が来てる感じのテイクアウトできるPizza屋ですね。NYスタイルらしい。

注文してたらめちゃくちゃ草の匂いする青年が後ろに並び出してにやけた。これからめちゃくちゃ美味いPizzaを仲間と食べるんだろうなと。

 

俺「めちゃくちゃ草の匂いするけど大丈夫?笑」

青年「マジか笑 そんなにわかる?」

 

みたいな感じで少し会話してたけど、少しブリってる感じが面白かった。

あの感じで運転できたんかな?笑

 

マルゲリ

自分もマルゲリータをテイクアウト。モーテルでゆっくりコーラと食べます。

うまかった😋

 

 

 

 

おやすみなさい🌕

 

 

つづく

Hallowellへ

Hallowellへ

朝のNYからの移動からスリフトでの買い付けなど、初日にもかかわらずそこそこやりきっタノで疲れましたが、フリーポートから次の宿があるHallowellへと向かいます。

夕方のドライブが心を癒してくれます。

買い付けとかで疲れ切ったところで窓全開&爆音の音楽かけながらInterstateを運転する時間が好きなんですよね🚗

夕方のドライブは最高

 

夕食用の食材を買うため、

宿に入る前に近くのスーパーマーケットで買い物をしようと思います。

Hannafordはメイン州内で展開するスーパーマーケット

アメリカのスーパーマーケットっていいですよね。

カラフルであんまり見たことない野菜も売ってたりします。

日本もこんな感じで包装なしでいいんのになあ

カットフルーツは夜食に必須

アメリカのカットフルーツって量がちょうどいいんですよね。

それでいて美味しいしあんまり高くなくて最高。

夕食はカットフルーツとお菓子だけの時もあるくらい好きです。

ハロウィンシーズン🎃

そして、本格的なハロウィンシーズン🎃

よくみるとカボチャにプリント?されていますね。

おもろい形のかぼちゃ?

普段は何とも思わないのに、本場に来てみると熱量がすごくて日本に帰ったらあの大きいカボチャ買いたいなあと思ったりします。これが文化なのかただのムーブメントなのかの違いなのでしょうか。

 

やっぱプラスチックとかじゃなくて、本物のカボチャがいいと思ってしまうのですが、なかなか売ってないのですが、Amazonには売ってましたね👇 普通にスーパーとかホムセンで気軽に買えればいいんですがね。

 

 

 

とりあえず夕食と水とフルーツとかかって帰りました。

 

宿に到着

やっと今夜の宿に到着しました。

すっごく小さい宿だがとても雰囲気があります

NYの激安ホテル並みの狭さです。

使っているラグとかブランケットは全部エルエルビーン

綺麗なところじゃないですが、THE MAINEって感じの宿です🌲

 

初日にして思わぬアイテムとの出会いなどもあり、

いきなりアメリカにきてよかったなと思った1日でした。

おやすみなさい🌕

 

つづく

変わり続けるエルエルビーン本社

エルエルビーン本社を訪れた

 

ドライブにも少し慣れつつフリーポートまでやってきました。

ここはエルエルビーンの本社がある街です。

自分にとってここは人生2回目。以前メインを訪れた時にも立ち寄った場所です。

その時の様子は→https://erahouse.net/entry/2023/11/18/202500

 

2回目なので、最初ほどではないですが、

やっぱり巨大で、ワクワクしますね!

 

早速到着したら見覚えのない建物が。

新設されていた CAMP STORE

どうやら、本館はリニューアル工事中とのことで、

商品の多くをこのCAMP STOREに移動してるみたいです。

中に入ってみます。

CAMP STOREの内観

基本的に衣料品ベースの品揃えで、

何となく秋を感じさせる展示です🍂

 

やっぱりビーントートが買い物カゴ代わり

前回と同様に買い物カゴはビーントートが用意されています。

L .L.Bean Shoppah と刺繍で入っていますね。

 

さあ、別のStoreに移動してみましょう。

いちばん有名なHunting&Fishing Storeに入ってみたいと思います。

流石の貫禄

ここはやっぱりいちばん貫禄がありますね!

至る所に剥製が飾られており、内装もOLDな感じでとてもかっこいいです。

エルエルビーンのルーツですからね。ハンティングは。

看板ひとつとっても可愛い

レプリカの魚体が並びます

エルエルビーンのロッド

日本には入ってきていないようなビーンのロッド。

毎回買い付けるか少し悩むけどやめるやつ笑

セレクトも日本のエルエルビーンからは考えづらいと思いますが、

ラパラやヨーズリなどのルアー、FishpondやSIMMSなどのウェーダー、

タイイングされたフライまで置いてあります。

ここにくればフィッシングギアもある程度揃えられちゃいます🎣

 

SITKAのTechフリース

ハンティングブースも見応えあります。

GUN自体の品揃えもすごいですが、

SITKAなどハンティングウェアのセレクトもあります。

こんなTech感強いジャケットも見つけました。

SITKAは高いけどかっこいいんですよね。

NIKE顔負けの一枚です

 

Fishing Licenseの取得

そして、今回もメイン州では釣りをしたいと思います!

木々と同じように婚姻色で腹を真っ赤にしたでっかいブルックトラウトが釣りたいんですよね。

 

前回メインで釣ったブルックも十分なサイズだったけどこれ以上のサカナを釣りたい

 

日本での釣りといえば基本的に無料(都会の人の感覚はわかりませんが)だと思いますが、

アメリカで釣りをする時にはフィシングライセンスというものが最低限必要となり、

そこからさらに州やエリア、川や季節ごとに定められたルールのもと釣りを行う必要があります。

ライセンスはオンラインで取得することもできるのですが、

せっかくエルエルビーンに行くのだからここで取得してみたい!

と思い、ここで取得してみました。

けど、なんか自分で自分の情報をiPadに入力していくだけ(オンラインで自分でやるのと一緒笑)

で、あんまり現地感はなかったです笑

今まではレジの人が自分の身長や目の色などを入力してライセンス証を作ってくれたり、

バスプロショップスとかだとライセンスを入れるかっこいいケースまでつけてくれたりしたので、つい期待してしましました。

 

身長や目の色などを入力していきます。

Fishing Licenseの取得

すでに9月中ばという時期感もあり、3日間のみのライセンスを取得しました。

メイン州では10月以降の川での釣りはNG)

 

 

エルエルビーン本社が変わってた。。。

さて、ライセンスも取得できたので、もう少し敷地内をフラフラしてみたいと思います。

看板に掲載があった敷地内図を見てみると、

本館含む大部分が工事中ということで、CAMP STOREができていたようです。

これからさらに拡張されるということで、店員さんに聞くと来年には完成すると言っていました。(また次来る理由になるな〜笑)

 

敷地内図

↑ 店もあるけど、それ以外のエリアも見てみると

駐車場にもFoxとかCoyoteとか動物の名前でつけられていたり、

Discovery Areaでは犬や子供が仲良く輪投げとかして遊んでいました。

買い物だけではなく、ワンストップ型の体験施設ですよね。

 

工事中ということで改めてビーンの歴史が簡単に説明されていました。

元々ハンティングシューズから始まったんですよね。

100年以上経った今でも原型をほぼほぼ留めているのがすごいです。

個人的にビーンブーツはブーツの中で一番好きです。

ブーツというよりも足袋に近いと思っています。

足裏の感覚がより素足に近いのが好きな理由です。

もちろん野暮ったくてブサイクな見た目も最高です。

1950年代から24時間365日の営業をスタートさせ他と記載がありますが、

「Tell the world ”We've thrown away the keys"」

というユーモアのある宣言が何ともアメリカらしいですね笑


改めて、歴史を見てみるとビーンは変わり続けてきたんだなということです。

それは今後も変わらないんだろうな、ということなんですが、

変わってしまったことでひとつ残念だなと思うことがあって、

それは24時間営業を辞めてしまったということなんですね。

自分もここに来て初めて知ったのですが、現在は7:00-22:00での営業スタイルに変わっているとのことです。

元々フリーポートのエルエルビーンは地元のハンターたちのために24時間365日での営業スタイルで100年近くやってきたわけですが、その歴史にピリオドをつけたみたいです。

コロナ禍の時にやむをえず24時間営業スタイルを一時やめていたとは聞いていますが、

売り上げや営業コストの折り合いで平時の営業時間も変えたのかもしれませんね。

んーー。やっぱりなかなか大変ですもんね。時代ですよねこれが。

時代に争い続けて会社が倒産してしまっては元も子もないですから、

こういう経営判断は仕方がないと思います。

ただ、この営業スタイルというのはエルエルビーンのルーツを感じさせる核というかある種のアイデンティティでもあったと思うので残念だなーということですね。

まあでも、環境に適応できない生き物が地球で絶滅してきたように、

時代に適応できない会社は潰れますから。そんなこと言ってられないですわな。

Bike Store

何はともあれ、またエルエルビーン本社にこれてよかったです!

そして来年以降にまたリニューアルしたフリーポートのエルエルビーンに戻ってきたいと思います!

 

 

次につづく